翻訳の世界にいらっしゃい


「おじいさんがお茶をくれって」
「彼はアクが強すぎて、ちょっとついていけないね」
 

 このような文章を、あなただったらどう訳しますか? 

 私たちは3年前に「ハングル能力」検定試験1級の作文問題を中心に、ほぼ月一度のペースで勉強をはじめました。当初は1級合格をめざして学習を続けていましたが、最近では'日本語と韓国語の表現の違いをもっと身につけよう'ということで、より広範囲な「日韓翻訳」について勉強しています。受講生は職業も多種多様、年齢も広範囲で、サークルのような楽しい雰囲気です。

  毎回、先生から上記のようないくつかの「課題作文」が提示され、それを受講者全員が自分なりに訳して事前に提出します。当日には、先生が日本語に翻訳する際のポイントと、訳文それぞれの長短所についてご指導くださいます。まさに、ベテランならではのツボを押さえたご指導で、最高の環境で学んでいるといえるでしょう。

  さらに、横浜コリアン文化研究会会長の金順玉先生にもご協力いただき、受講生からの質問にお答えいただいております。日本語も完璧、韓国語教師としての経験も豊富な先生方から多角的なアドバイスをいただけるので、知識と表現の幅がぐんと広がります。

  翻訳を学ぶにあたっては、韓国語特有の表現方法もなかなか手ごわいのですが「ご都合」「言い草」など普段使いの日本語でも、じゃあ韓国語で何という?と考えると、一言では言えません。それぞれの文脈に合わせて日本語を正確に説明するのがとても難しいのです。いきおい、自分の使っている日本語の表現に思いをめぐらす良い機会にもなります。
翻訳という作業は日本語と韓国語の特徴を対照させながら、それぞれの表現世界に浸れる楽しさがあるんですね。

  いつもご多忙の中、ご足労いただいている先生方のお力を借りながら、「自分のいいたいことが言える韓国語」「より韓国語らしい韓国語」をめざして、これからもがんばります!

冒頭の文章の翻訳例


할아버지께서 차 좀 달라셔.
그는 성격이 너무 특이해서 따라가기가 좀 어렵네.

お問い合わせはメールでお願いします。
ゼミは1回2時間、会費は半年単位で18,000円を幹事が徴収します。